葉が細く軟質で,ほふく茎の旺盛な伸長によって速やかに芝生を形成する寒地型草種です。 高密度な刈り込み管理を行うことにより,主にゴルフ場のパッティンググリーン用の芝草として利用されていますが,近年のニューベントグラスなど耐暑性に優れた多くの改良品種が育成され,より温暖な地域での利用が可能となっています。
第4世代8クローン合成品種。中位の濃緑色,キメ細かさ,アップライトな生育習性を持ち,旺盛な生育で早くターフが仕上がり,年間を通して密度を保持し均一なグリーンサーフェースを実現します。ブラウンパッチ,ダラースポットに対し抵抗性を持ち,栽培管理が容易な品種です。
葉は繊細でアップライト気味に生育し,ペンクロスに比べて単位面積当たり約2倍の茎葉密度を持つニューベントグラスです。また,葉は濃緑色で冬季の緑色保持にも優れており,病気・踏圧・低刈りなどストレスに対する抵抗力が改良されました。より高品質なグリーンサーフェスを要求されるゴルフコースに最適です。
3種類の親株を交互に植栽し無作為に交配して生産される一代交雑種です。 濃緑色で繊細,芝生の密度が高くほふく茎の生育が旺盛で,損傷からの回復が速やかな反面サッチの集積が起こりやすいという性質があります。 また,造成後の芝生は年を経るにつれて濃淡が斑紋状に生じる傾向があります。